協会理念
はじめに
私たちは、人間の幸福と社会の発展について深く考えていきます。そして、人類がどのように歩み、これからどのように過ごしていき、それがどのように私たちの幸福につながるかを探究していきます。
自己の可能性を信じる
私たちは、固定観念に囚われることなく、個々の可能性は無限であると信じています。若い時期には、挑戦し、失敗し、経験を積むことが重要です。例えば、大学への進学や職業選択は自分のペースで行い、若い人であれば30歳までに仕事を決めることも一つの選択肢です。自分の幸せのために、まず挑戦し、経験を積むことが成長の鍵です。
個人の幸福が社会の幸福へ
私たちは、自分の幸福が周囲や社会全体の幸福につながると信じています。自分が満足で幸せであれば、他人にも優しくなれ、社会全体も元気に幸せになります。この考え方は、個人の成長と社会貢献を両立させるものであり、個々の幸福が社会全体の幸福をもたらすと信じています。
探究心の重要性
私たちは、探究心を育むことが重要だと考えています。探究学習の重要性を認識し、アクティブ・ラーニングや討論中心の授業を推進しています。これにより、生徒や学生たちが自ら考えて問いを生み出し、問題発見能力と問題解決能力を育むことや、これらプロセスを楽しみ、その喜びを実感することを目指しています。
評価制度、総合知、ウェルビーイングのための教育
私たちは、個々の多様な能力を掘り起こす評価制度を提案しています。正解のない問題に対して、問いの生み出し方、プロセスや取り組み方を重視し、創造性や独自の視点を評価します。これにより、未来の可能性を見据えた評価を行うことが可能となり、自分の成長を可視化や認識ができます。そして自らの可能性を広げ自分らしく生きることを実感できます。私たちは、「人間力」も含めた総合知を駆使したイノベーションにより未来を切り拓く力を持ち、自己肯定感が高く幸せな人々を生み出し、彼らが集い、楽しむことで、知らぬ間に社会が元気になる、そんなウェルビーイングのための教育を目指していきます。さらに、知識を知恵として、現実社会における問題や、未来社会に向けた問題にも活用できるようにしていきます。
生徒や学生の多様な進路サポート
私たちは、理系・文系を問わず、学生が自分自身で学んできたこと、できること、これから伸びること、楽しみながら考えること、就職活動や人生設計を行うことができるように、生徒や学生を支援していきます。学生一人ひとりが自分の気持ちに正直に向き合い、幅広い視野で将来を考える手助けをすることで、個々の可能性を最大限に引き出すことを目指していきます。
自己肯定感の重要性
現代社会では、レールから一旦外れると再チャレンジが難しいといった風潮があります。このような環境では、自己肯定感が低下し、個々の幸福が損なわれる恐れがあります。私たちは、自己肯定感を高めることが重要だと考えており、自己肯定感が高まれば、自分が幸せになり、その結果として社会全体が元気になると考え、行動していきます。
留学と国際交流
私たちは、哲学、教養、芸術、STEAMなど多岐にわたる分野の学びを推奨しています。また、留学や海外での研究経験を通じて、グローバルな視野を持つこと、リベラルアーツや芸術の重要性も強調していきます。さらに、海外での学びと国際交流は、個々の成長とともに、新たな視点や知識を得る貴重な機会となるため、海外に果敢に挑戦する皆様を応援していきます。
おわりに
私たちの活動は、多くのご支援、ご協力に支えられています。私たちは、個々の可能性を最大限に引き出し、社会全体の幸福に貢献することを目指していきます。今後も、皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
令和6年10月12日
一般社団法人探究科学検定協会
社員一同